| 2008.5.3〜4 |
富士川水系 |
| 入渓ポイント |
車止めから自転車で3時間 |
今年は思ったよりも早くこのイベントがやってきた。「渓泊まり釣行!」
今回は趣を変えて富士川水系への遠征となった。
メンバーはかっちゃんとノリさんと私の3人。いつもの釣りバカメンバーである。
私はなんとかゴールデンウィークに泊まりで渓流釣りに行くことを許可してもらい、楽しみにこの日を迎えた。
金曜日の仕事を終え、いつものかっちゃんのところに集合する。
が、この時点であいにくの雨。。。私の愛車も雨のせいか集合場所まで3回も謎のエンストに悩まされる。
雨を激しく嫌うノリさんにいたってはテンションがガタ落ちである。
翌日は午前中に雨が上がる。という天気予報を信じて出発だ! |
国道から川沿いの道へ入り車止めを目指す。
やっぱり雨はザーザーだ。。。車止めに着く頃にはうっすらと明るくなり始めていた。
そして車止めに到着〜。
と最後のカーブを曲がった時、皆愕然としてしまう。
車がいっぱい。。。
皆、登山客であることを願うがそんなことはあるわけがない。
既に雨の中出発の準備をしているひともいる。
話を聞くと既に何人かは出発しているとのこと。。。。完全に出遅れだ。。。
相談の結果、勝手知ったる場所ではないのでゆっくり一眠りしてから出発することにした。
そうすればノリさんの大嫌いな雨も止むだろう。 |

↑ 車止め。車はどんどんやってくる ↑ |

↑ すでに尻が痛い! ↑ |
まあ、一眠りといっても釣場を前にしてそんなに寝られるものではない。
なんだなんだで8時には準備を開始。9時には出発だ!
今回、釣場までのアプローチはマウンテンバイクだ。
私も、ギリギリ前日に楽天で購入した\15,000-の安物マウンテンバイクが届いたので実はこの釣行で初乗りだ。
30キロはあるだろうザックを背負ってちゃんと行けるんだろうか?
まあ、大丈夫だろう。18段切り替えも付いてるし。 |
ということで上流にむかってペダルをこぎまくる。
しんどいけど、思ってたより平気だ。
途中、タラの芽やタラの芽に似ている木の芽を採りながら進んでいく。
最初は下ばっかり見てペダルをこいでいたので辛かったが、山菜を探したり景色を見ながらこいでいくとそう辛くはない。ちょっと辛いいい感じのサイクリングだ。
怪物ノリさんはそんなに辛そうではなく終始先頭でグイグイ行っていたが。。。
2時間以上こぎ続けたあたりで、ひとりの登山者に会った。
これから北岳に登るそうだ。しかもひとりで。
よくひとりで登れるね?辛い時とか楽しい時、彼はいったいどうするんだろう?
誰とその感情を共有するのか?
ってよく考えたら私も1年前は一人でしか釣りに行ってなかったな。。。
まぁ、いいか。
「頑張って下さい!」と登山者に声を掛け別れる。
それからしばらくは自転車を押さなきゃダメなくらいキツイ坂を登って、やっと入渓ポイントに到着した。 |

↑ タラの木をかっちゃんがグイグイ引っ張る ↑ |

↑ ポイントが全然ない。。。 ↑ |
河原をちょっと歩いてテン場を決定。
どうやら2〜3日前にここをテン場にした人達がいたような感じの場所だ。
テントの設営、薪拾いなどを済ませてすぐ、今晩のおかずを釣りに出かけた。
自転車で川沿いを走ってた時からわかってはいたのだが、あんまり川の状態が良くない。。。
まず濁ってるし、雨のせいか雪解け水のせいか、水量が多い。
でもまあ、こんなに自転車をこいだのだから釣れるであろう。
3人で河原をテクテク歩いて適当な場所から釣りを開始する。
今回の釣行はテンカラしかやらないつもりでいた。
それ以外の準備ははっきり言ってほぼしてきていない。
一応、エサ釣り用の竿を持ってきているだけ。
かっちゃんとノリさんはルアーで始めるようだ。
でも、それも当然。水量が多くて川全体が落ち込みだらけになっているのだ。
水は泡だらけでテンカラしか準備してない私にとってはマズイ状況である。 |
そんな中、釣り始めてすぐ、かっちゃんがルアーでなかなかのサイズのイワナをゲットした。
おっ、魚はいるようだ。ひと安心。 |

↑ かっちゃんが待望の1匹目をゲット! ↑ |

↑ ルアーで釣ったでごわす! ↑ |
その次のポイントでは、ノリさんが人生初となるルアーでの初渓魚(イワナ)をゲットした!
昨日の雨でテンションが下がっているノリさんとは思えないくらいに喜んでいる。
やったね、ノリさん!そして写真の時はいい顔をするのを忘れないノリさん。
おじさんなのに。 |
順番的には次は私の番なのだが、これが全く全然ダメ。
というか毛鉤を流して釣りになる場所がほとんどない。。。
しまった!ルアーを持ってくるべきだった。。。このままじゃ自転車を3時間もこいでまさかの。。。
そんなことが頭をよぎり始めた頃、テンカラ向けポイント発見。早速毛鉤を流すと
「ポコッ」
「ビシッ!」
「ビヨ〜ン」
と20センチにも満たないイワナが飛んできた。
全く釣った感じはしなかったが、何とか釣れてほっとする。
小さかったがこの先、釣れる感じがしないのでキープとさせてもらった。
やはりその後も全然ダメでなんとか1匹同サイズをキープすることしか出来なかった。 |

↑ なんとか釣った根性の1匹 ↑

↑ 釣れた場所 ↑ |

↑ なんとか1匹追加 ↑ |

↑ ←の釣れた場所 ↑ |

↑ もくもくと岩魚を捌く料理長 ↑ |
途中で崩れた吊り橋が出てきたところで川は急に高度を上げ始めた。
相変わらずもの凄い水量に、釣る気も押し流され1日目はそこで終了とすることにした。
結果、3人で6匹という寂しい釣果になってしまったが、何とか夜のおかず分くらいは
確保出来たというところだろう。
川通しでテン場へと戻るのだが、ノリさんが釣り上げた大きめサイズのイワナは刺身用に鼻管をくっつけて活かしてとってある。
無事、活イワナを回収しテン場へ戻り、早速宴会の準備を始める。
もちろん、料理長はかっちゃんである。 |
私はもっぱらかまどを作ったり、火を熾したり、まぁ保有している調理師免許とは関係ない係を担当する。何故か?かっちゃんが見事に魚達を捌いてくれるからだ!
活イワナも見事に捌いてくれた。
唐揚げ担当のノリさんの準備も完了したところで宴がスタート
ノリさんの揚げてくれる揚げたての唐揚げを食べながら、かっちゃんが造ったイワナの刺身を食べながら至福の時を過ごす。
途中で採ったタラの芽も天ぷらではなく唐揚げに。美味〜い!
何もかも美味しいね!そうそう、岩魚の唐揚げも最高!
不覚にもいろんな食べ物に小さな虫がいっぱい付いてしまったが、そんなことは気にならない。
なにせ、極度の潔癖性のノリさんも虫ごと美味い美味いと食べているのだ。 |

↑ かんぱ〜い! ↑ |

↑ 岩魚のお刺身 ↑
↑ 唐揚げ用岩魚の切り身 ↑
↑ 岩魚のアラ ↑ |
ちゃんとした食材を揚げ終わったところで、唐揚げ担当をノリさんから引き渡された。
それではまず、タラの芽もどきから揚げてみよう!
というかやけにノリさんがこの日は積極的だった。
まずはノリさんがタラの芽もどきを毒味すると言う。ノリさんがお腹をこわすとまずいので
念入りに揚げてから食べてもらう。ノリさんはカリカリ食べている。あまり味がしないとのこと。
ノリさんの毒味がすんだので私も1つ食べてみる。
確かになんの味もない。唐揚げの粉が焦げかかった味である。
これでは山菜としては無理だ。ただの雑草である。
やはり新種の山菜を発見するのはそう甘くはない。
とにかく、お腹を壊さなかったということだけでよかったということにしよう。
その他には、岩魚のアラをいろいろ揚げてみたが、頭なんかは水分が多くってベチャベチャしてしまう。
まともに出来たのは、骨せんべい、皮せんべい、鰭せんべいくらいかな。
でも、今回は獲物が少なかったぶんほとんどイワナを残すことなく食べられた。
それはそれでいい感じ。
ノリさんに背負ってきてもらった2リットルの日本酒もあっという間になくなってしまった。
私ですら飲み足りないくらいなのだから、ノリさんはさぞかし飲み足りなかったことだろう。
酒が無くなってしまった私達はまだ9時だというのにしょうがないのでテントに潜り込みお早い就寝。こんなことでもない限り9時になんかは寝ないのでまあいい。
自転車をこいだ疲れもあってか、あっと言う間に朝を迎えた。
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| 【 2日目 】 |
7時に目が覚めたので、10時間もぐっすり寝ていたようだ。
さぁ、今日こそは釣るぞー!
昨日の納竿ポイントまで釣り飛ばしてその先から釣ることにした。
その先からとあるがこの辺から何故か急にかなりの巨岩帯になっている。
水量がもの凄いので落ち込みなんかは、すごい迫力である。
ゴォーゴォーと泡だらけの水が流れている。。。
もちろん、テンカラどころではない。。。
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↑ 今日は釣れるかな〜? ↑ |

↑ 釣れねーな〜 ↑ |
昨日に引き続きルアーで攻めるかっちゃん、ノリさんも全然ダメである。
あまりにも釣れないので早めにお昼ご飯にする。
お昼を食べ、再出発するのだがルアーの道具を持ってきていない私はあまりにも釣れる気がしないので、かっちゃんかノリさんのどちらかが1匹釣るまで竿を封印する
ことにしてしまった。 |

↑ 凄い水量 テンカラじゃ釣りにならない ↑ |

↑ かっちゃん ノリさん 何とか釣ってくれ〜! ↑ |
その間は、デジカメをテントに忘れてきてしまったかっちゃんの分までパシャパシャ
写真を撮ることにした。
川に覆い被さっている大量の残雪の上でルアーをひいているかっちゃんを見ていたらやっと魚が掛かってくれた!残念ながらその魚はバレてしまったが。。。
(パッと見でもかなり大きかっただけに残念だ。)
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↑ 残雪がまだこんなに ↑ |

↑ かっちゃんはやっぱりちゃんと釣る! ↑ |
これでやっと私にもスイッチが入り、釣りを再開した。
が、入ったのはスイッチだけで、その後、私のビクには何にも入らなかった。。。
同じく、ノリさんにもこの日魚が釣れることはなく、ノリさんの「いい顔」もぱっとしない。
だが、かっちゃんはやっぱり違う!ちゃんと結果を残す男である!
この厳しい状況の中、なかなかのサイズを2匹も釣った。
貴重な釣果である。私達の2日目を意味あるものにしてくれた。ありがたや! |
最後は大きな堰堤にぶつかって、それ以上は進めないし、脱渓する場所もあるしでそこで2日目の釣りは終了とすることにした。
川沿いにずっとついている道をテン場まで戻るのだが、相当な距離を釣っていたようだ。
川通しで戻っていたら大変だっただろう。巨岩帯もあるし。。。 |

↑ 堰堤を攻めるノリさん ↑ |

↑ 水量があって遡行が大変! ↑ |
2日間、この川では結局8匹の魚しか釣れなかったが、その代わりに死んだ鹿はたくさんいた。
釣れた魚の8匹より多い鹿の死体があった。
そのせいで、せっかく渓流に来てるのに風向きによっては超臭い!
かっちゃんの情報では、なんでも鹿が増えすぎてしまって、餓死しているとのことだ。
そう言われれば、河原は鹿のフンだらけだったもんな。
せっかく死体がたくさんあるので、帰りに鹿の毛だけテンカラの材料用にもらってやった。 |
テン場に戻って荷物をまとめてからマウンテンバイクで川沿いの道を爆走する。
行きに3時間かかった道が、帰りは50分で車止めに着いてしまった!あっけない。。
てな感じで08年の初渓泊まりは終了となる。
釣果は全然ダメだったけど、そのダメ釣果分をマイナスしても渓泊まりは楽しい!
でも、あっという間に終わってしまう。楽しい時間は短く感じるもんだ。
最後にひとつ、今回の渓泊まりでの教訓
「酒は最低1人1リットル/日!」
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↑ 脱渓ポイント 最後だけちょっと怖い ↑ |